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2023年10月24日

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【Vieurekaパートナーインタビュー】第6回 Trouvez合同会社様

Trouvez

 Vieurekaパートナー企業の方々にインタビューを行い、Vieurekaの使い勝手や活用した取り組み、そして実際の苦労話などを本音ベースで余すところなくお届けするシリーズ企画です。
 今回は、東京と山口の二拠点でサービス展開されているTrouvez様にお話を伺ってきました。Webデザインや広告業務を中心に事業展開をされており、その中でも“タッチレスラクティブ”という非接触型のインタラクティブシステムを提供し新しいエンターテイメントの展開を進めています。今回はタッチレスラクティブ エヴァンジェリストの小泉様にお話を伺ってきました。ではインタビューをお楽しみください。

タッチレスラクティブ エヴァンジェリスト 小泉 崇氏
タッチレスラクティブ エヴァンジェリスト 小泉 崇氏

小泉様のご経歴を教えてください

 家業を手伝ったあとに派遣会社でマネージャーをやっていました。その後、今から17年前に地元山口で起業しました。家業が印刷会社で、妻の実家も旅館業を営んでおり、私共夫婦の親が経営者という一家でした。そのような家系なのかもしれないですが一国一城の主になりました。(笑)

ご実家のお手伝いはどのようなことをされていたのですか

 まず印刷会社では、紙媒体を扱う仕事がその当時はまだまだ多かったです。しかし今後を見据えるとITやデジタルの仕事が増えてくるので事業転換すべきではないかと助言をしたものの意見が合わなくなったため実家の手伝いを辞め、妻の実家の旅館業を手伝いました。実家とは喧嘩別れしたわけではなく円満です(笑)。
 旅館は山口県の湯田温泉にあり、その当時インターネットを活用した予約サービスを近隣の旅館ではどこも実施していないところに、“旅の窓口”(現 楽天トラベル)を活用してビジネスマンの誘客を試みました。宿泊客が減っていたのですが、温泉が利用できるという魅力から多くのお客様に利用いただけました。その後も成果が出たのを区切りにして、旅館を辞めて広報の仕事をしようと思い、東京に本社がある大手人材派遣会社の山口営業所で約5年間広報の仕事をしました。

お勤めされてから起業されるまでどのような経緯があったのでしょうか

 サラリーマンとして働いて上下関係、そしてマネージャーをしていたので中間管理職の大変さを味わったのと、ポジショニングの取り方など苦労しました。会社の方針にも合わせ妥協しなくてはいならない部分もあって制限が多く肌に合わないと感じ、自分がやりたいことを実現するために何をすべきかと考えたときに起業することを決めました。

起業された際に苦労された点を教えてください

 なにもかもゼロからのスタートだったのですが、広報関連の見識を持っていたので印刷媒体・ホームページを作成する仕事から始めていきました。今から17年前なので仕事は足で稼ぐしかなくお客様に会いに行き肩書もない中、いかにその方と信頼関係を築けるのかということを中心に一歩一歩やって行った結果、お陰様で今では山口で数百社ほどのホームページ管理を実施しています。
 起業する際にアドバイスをいただいた相談役の方から高い目標を持ったほうが良いと助言をいただきました。また山口は、明治維新で多くの偉人を輩出した経緯もあるので“山口から世界へ変える“意思を持って始めました。ただ実際に事業を始めて5、10年となると山口で小規模でできることが中心になってきていること、当社としては少しずつ信頼を得ながら業績は伸ばしていましたが山口県内でも大手から個人までのWeb制作会社の競合が多くなっており他社との差別化価値が明確に示せていないことが課題となっていました。そこで当初の”山口から世界へ発信する“という原点に立ち返り、Webのみだけなくプロジェクションマッピングやデジタルサイネージといった大型の最先端のメディアを手掛けていく方向に舵を切りました。例えば当初は見るだけだったデジタルサイネージを利用者に体感してもらうためにセンサーを取り入れて、タッチパネルからタッチレスに進化させていきました。目新しいものでもあってので、地元の大手企業様からも導入頂けました。

広報の仕事をされていたとのことですが、元々のご専門は何ですか

 Webデザインです。細かい作業が多いのであまり好きではないのですがやっていました(笑)。お客様に提案する際は、自分でデザインしたものをお見せして、アイディアを伝えていました。

Webデザインで始められたのは前職からですか

 前職の印刷会社でも名刺や印刷物をつくり、旅館業では広報に纏わる旅館・ホテルのイベント用のチラシ・印刷媒体の作成をやっていました。

改めて貴社の概要を教えてください

 Web制作やWebデザイン、セキュリティ関連の事業で8割、当社の広告・新規価値創出となっているタッチレスラクティブが2割で展開しています。

今まで最も苦労されたことは何ですか

 タッチレスラクティブの開発ですね。唯一無二の誰もやったことがない商品を作っていくと決めた為に前例がなく自分たちで試行錯誤して何度も失敗も繰り返しました。やると決めたからには未開の地を突き進んでいく、誰に聞いても教えてくれない、正解がわからないというのはとても大変でしたが、ワクワクするこの感覚がないとやり遂げていけないですね。

貴社の強みを教えてください

 とにかく誰もやっていないことを実現することです。最近の例では当社のロゴマークを変更しました。ロゴにQRコードを取り入れました。QRコードにロゴを入れるのはありますがこの逆の発想はなかなか無いと思います。QRコードを斜めにして自社ロゴを実現しました。

Vieurekaサービスを活用された経緯はなにですか

 ホームページで見たことがきっかけです。その当時、AIカメラを使ってみたいというお客様からのお話があったからでしょうかね。以前パナソニックさんのスペースプレーヤーの部門の方とご一緒したことがあって、パナソニックさんの商品を今後も使いたいなと思っていたことも関係していますね。

少数精鋭のメンバーでどのように販売活動をされているのですか

 当社のホームページからのお問い合わせや関係性のある企業様からのご紹介が多いですね。事前に当社を知っていただいているお客様が多いので、提案活動もスムーズに進んでいます。

今後貴社の目指す方向性を教えてください

 世界進出を考えています。今の会社規模のままでは難しいのですが目的を達成する途中時点で今は東京展開を進めています。全く新しいインターフェイスで当社の“タッチレスラクティブ”を届けていきたいと考えています。

Vieurekaのパートナーとして今後やりたいことはありますか

 パートナー様が互いに持っている技術やソリューションを掛け合わせ新しいサービスを提供していきたいと思っています。自社の技術開示のハードルが高かったり、現事業が忙しかったりと課題はあると思いますが、是非実現したいと考えています。

Vieurekaへのご要望をおしえてください

 パートナー協業をもっと促進していけるようにVieurekaさんにサポートをしていってほしいです。